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Professional Dialogue登場人物

富士ゼロックスタイランド株式会社

Vice President

山本 俊輔

株式会社マーズフラッグ

代表取締役社長

武井 信也

富士ゼロックスタイランド 山本氏×マーズフラッグ 武井対談

通信環境もPC普及率も全てが日本と異なるタイの国
<武井> サイト内検索ソリューションとして「MARS FINDER」を導入されるお客様は日本では着実に増えています。今後当社がさらなる飛躍を目指す場合、世界市場を視野に入れた戦略も練らなければいけません。富士ゼロックスタイランド様は当社にとって初めての海外顧客となるわけですが、山本様にはタイのWEB・インターネット事情をお聞かせ願えればと思います。
<山本> 富士ゼロックスの海外戦略はシンガポールのリージョナル・ヘッドクォーターが担当しています。そこで働く WEBマスターは各国の文化や経済背景を把握して戦略を立案するのです。これが非常に頭を悩ませる部分ですね。タイの場合、日本とは通信環境が異なる点は最たる例といえるでしょう。
<武井> 日本だとダイヤルアップ接続がほぼなくなって99パーセントのカバレッジでADSLがあり、光ファイバーの人口カバー率も80パーセントに届きます。
<山本> タイではADSLが各家庭に普及し、ダイヤルアップ接続から切り替わりつつあります。バンコク周辺だと50メガや100メガでの通信ができますが、企業で使うリースラインなどはまだ高くて月間100万円ぐらいです。
<武井> 日本だと10万円くらいで使えますから、それは高いですね。
<山本> もう一つ違うのがPCの普及率でしょう。タイは人口の約半分が農家のため、そのほとんどがPCと縁のない生活を送っています。サラリーマン層でも10,000バーツ(約3万円)で購入できるミニブックの登場で普及率は高まりましたが、それでも自宅にPCを持つのは7割程度です。
<武井> 会社でビジネスのためにPCを使いこなせても、プライベートではネットワークに触れない人が多いということですか?
<山本> いや、ここ10年ほどは携帯電話の普及が高まっています。日本と違って固定電話を引くのにコストがかかるので、今では一人一台くらいの形になっていますね。
<武井> そういえば、高級ショッピングセンターなどで「iPhone」を使う人を見かけました。iPhoneなんてまだまだ高いのではないですか?
<山本> ええ。買うと6万円ぐらいします。マネージャー職のサラリー1ヵ月分ですね(笑) このiPhoneを使ってゲームやオンラインショッピングが当たり前に行われています。そのためファイナンスをバックアップする銀行のセキュリティレベルも向上しており、今後タイのECは面白くなると思いますよ。
<武井> そう考えるとタイのインターネット浸透力は決して侮れませんね。