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Professional Dialogue登場人物

本田技研工業株式会社

日本営業本部
営業開発室 マーケティング戦略ブロック
主幹

渡辺 春樹

本田技研工業株式会社

日本営業本部
営業開発室 マーケティング戦略ブロック
主任

谷口 慎介

株式会社マーズフラッグ

代表取締役社長

武井 信也

ホンダ渡辺・谷口氏×マーズフラッグ武井信也対談

トリプルメディア×トリプルスクリーンで占う明日
<武井> 渡辺様のお名前を(社)日本アドバタイザーズ協会/Web広告研究会の主催するフォーラムで知った方も多いと思います。特にWebを広告の面で積極的に活用するという点で、渡辺様の唱える「トリプルメディア」や「トリプルスクリーン」といったキーワードが注目されていますが、その概要を教えていただけますか?
<渡辺>Webやネットワークの世界と私たちが向き合う中で、少し先を考えたガイドラインの打ち出し方としてピックアップしたのがトリプルメディアとトリプルスクリーンという言葉です。
<武井>トリプルメディアは「ペイドメディア」「ソーシャルメディア」「オウンドメディア」の3つですね。
<渡辺>従来は企業が対価を支払ってテレビ、新聞、雑誌といった媒体(ペイドメディア)向けに広告が掲載されていました。 しかし、ネットワークが発達してからは「YouTube」のように個人が不特定多数に向けた情報を発信(ソーシャルメディア)することが容易になり、逆に個人がやっていたことを企業の手法に活かすことで親しみやすい情報の発信(オウンドメディア)にも使えるようにもなったのです。
<武井>大手企業といえども、今は景気・経営的な面から広告の打ち出しにはデリケートになっています。その場合、自分たちの手で動かせるオウンドメディアの活用をより理解すべきということですね。
<渡辺>おっしゃる通りです。次にトリプルスクリーンですが、これはユーザーが情報を得る3つの画面サイズになります。
<谷口>今後、テレビも新聞も雑誌もネットにつながる予定ですから、誰もがこれらの情報を得るには3つのスクリーンを通すということです。
<渡辺>今だとインターネットの情報を得る場合、パソコンのモニタを通すのが一般的ですね。次が携帯の持つ画面。しばらくはネットワークを介した情報の取得はこの二つで事足りますが、2015年から2020年ぐらいには地デジ対応の大画面テレビがシェアを伸ばします。
<谷口>それぞれのスクリーンを通してユーザーに広告や情報を見ていただく場合、スクリーンと目の距離、また画面内に収まる情報量などをしっかりと把握しておかなければなりません。
<渡辺>トリプルメディアもトリプルスクリーンもすでにある言葉ですが、広告や情報の発信という視点で両者が組み合わされるというケースはありませんでした。この「3×3」から導き出される9つの戦略マップとどう向き合うかが今後は重要になります。
<武井>「トリプルメディア×トリプルスクリーン」という視点から生まれる未来については、多くの方が気になる点だと思います。次回はぜひそこを掘り下げてうかがいたいと思います。
つづく