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本田技研工業株式会社 日本営業本部営業開発室 マーケティング戦略ブロック 主幹 渡辺 春樹 |
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本田技研工業株式会社 日本営業本部営業開発室 マーケティング戦略ブロック 主任 谷口 慎介 |
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株式会社マーズフラッグ 代表取締役社長武井 信也 |
- トリプルメディア×トリプルスクリーンではワンソースマルチユースは許されない
- 今回のProfessional DialogueはVol3の続きとなります
- <武井>
前回はトリプルメディア×トリプルスクリーンで考える未来というところで終わりました。その中でオウンドメディア、つまり自社メディアの扱いが鍵になると触れましたね。 - <渡辺>自社メディアをちゃんと強化すれば、ソーシャルメディアやペイドメディアに対する施策をある程度調整できるようになります。わかりやすい例だとマクドナルドさんです。
- <武井>確かにインターネット上のオフィシャルサイトやモバイルサイトは割引券にもなっていて、しかも呼び込みにも使えるようになっています。
- <渡辺>マクドナルドさんの上手さは自社メディアを確立する一方で、例えばクォーターパウンダーのような新商品を売ろうと思ったら、ペイドメディアであるTVコマーシャルもやっています。つまり、企業の欲望を実現するメディアの使い方というのは、3つのメディア領域を把握し、そのどこに軸足を置くかを認識するということなのです。
- <武井>広告主という立場になると、主軸を自社メディアに据えてほかを補完要員できれば広告費が削減できます。さらに外からランディングさせれば相乗効果まで期待できますからね。次にトリプルスクリーン、つまり3つのメディアから発信される情報の窓口についてうかがってよろしいですか?
- <渡辺>2020年あたりには、ユーザーが情報を得るスクリーンは10センチの距離で見る携帯と50センチの距離で見るパソコン、1メートル以上の距離で見る大型テレビが標準的な形になっているはずです。そうした時代に企業サイドが考えなければいけないのは、トリプルメディアの切り口をどこに置くかという点です。
<武井>今はパソコンと携帯だけで事足りていても、将来的には大スクリーンを視野に入れたコンテンツを作らなければいけないということですね。- <渡辺>当然、大スクリーンに映し出されるコンテンツはハイビジョンの高品質なものとなりますから、それを作る側の能力も問われることになる。今は優れた制作能力を見せるプロダクションが、巨大なスクリーンを含めた時代にも優秀であり続けるとは限らない。だからこそ、きたるトリプルメディア×トリプルスクリーンの時代に情報・広告を発信する人たちは、9つの戦略マップを念頭に置いて自分たちがどう戦略を進めていくかを考えなければいけないのです。
- <武井>おっしゃるように、一つのコンテンツを3つのメディアで流用するようなワンソースマルチユースが許される甘い状況にはならないでしょうね。


